ちょくちょく、お昼休みにそうした素敵なお寺さんを巡って写真を撮って、ブログで皆さんに紹介しています。
今日は連坊にある耕徳山 栽松院さんへ行ってみました。
「連坊小路」という地名は昔から有るようです。坊さんが連なるんだからお寺が多いよって事が由来かなと思って調べてみましたら、どうも違うみたい。
由来には諸説あって、
陸奥国分寺が栄えていた頃、門前から塔頭が連なっていたことから、この名前が生まれたとされる説。
他は近くの遊郭に士族が通うとき、この小路で造られる編み笠を求めていたことから、恋慕小路→連坊小路となったとされる説。
さすがに今じゃぁ編み笠を作ってるお店は見かけませんナ(笑)
車の通る市道から、石造りの山門を起点に立派な参道が奥へと延びています。第1の山門にはお寺の名前らしいものが書いてありません。
参道の両側に、車が沢山置いて有ります。
都会のお寺だからイロイロ事情があるんでしょうが、平日の昼時、コンナにお寺に参っている人はいないでしょうに。

参道を奥へと入っていきますと、緑が多くなってきました。
その木々の間からは、隣接する旧二女高の新校舎建設現場(以前の記事)が望めます。大分出来てきたみたいですね。
これが山門です。
耕徳山 栽松院さん(地図)。
禅宗の一派、曹洞宗のお寺です。
この寺院は、伊達政宗が祖母、久保姫(栽松院)の位牌を納めるため、慶長6年(1601年)に 建立したお寺だそうです。
伊達政宗公は、お母さんから離れ、おばあちゃんに育てられたというハナシですから、おばあちゃんっ子だったんでしょう。そのおばあちゃんのお寺を作ったんですね。
マンガ好きがマンガ博物館より、エェ話やなぁ。。
山門を入ったところに、仙台市の保存樹木の看板が有ります。
「樹齢1,000年の正宗遺愛の白樫(シラカシ)」だそうです。
え?どれが?って感じで、そんなに大きくは無いんですが。
コレです。
参道の真上に傾いていて、三本支柱に支えられて立っています。
こちらの小さなお堂には、仙台の名前の由来という千躰仏が祀られているということです。
千躰仏は新寺の龍泉院にもあって(以前の記事)ややこしいんですが、私はどちらも見た事無いや
すんげぇ立派な本堂。鉄筋コンクリート造りですね。耐用年数とか計算したくなります(ならんカ)。
帰りしな、小さい猫塚を見つけました。
説明書きも無くて、詳しくは不明ですが、ネコ好きなので、ありがたい気持ちになりました(ナンで?)
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私も1回300円で臨時で停めさせて
いただいたことがありますよ。
今は多分金額は違うし空きがないとだめですがね。
この辺は寺町で、比較的小さい民家も多いですから、なかなか開発業者も入ってこれないんでしょうが、それでも徐々に変わっていきますね。なにせ仙台駅から近い土地ですもんね。
写真を撮ったこの日。写真には写っていませんでしたが、植木屋さんが入って作業をしていたんです。
彼等にとっても昼休みなので、そこら辺の地面にゴロ寝してて、カメラ構える私を不思議そうに見ていました(笑)
インド料理屋さん、生まれてこの方入った事無い田舎モンなので、自分では多分入らないと思いますが、人に誘われた時のために覚えておきますネ(^_^;)
ご縁があるなあと思うのがこのお寺、
敷地内に昔、長屋の部屋を借りて住んでおりました。
今の立派な境内や発展した周りの風景に
時の流れを感じます・・・・
和尚さんご夫妻はお元気なのでしょうか?
新寺、連坊方角へ合掌